Crystal Clear 教育シリーズ 4: BSCからPolygonへのブリッジに関して 💎🌉
Binance Smart ChainからPolygon/Matic Networkに資金を移すための最適な方法
成功しているDeFi投資家は、常にアツいチャンス🔥がないか、様々なブロックチェーンネットワーク(BSC, ETH, Polygon, HECOなどなど)を探しまわっています。では、彼らはどのようにして1つのブロックチェーンから異なるブロックチェーンへと資金を移動させているのでしょうか?彼らは、ブリッジサービスというものを利用しています。今回は、PolyCrystal.Finance教育シリーズの一部であるこの記事を読んで、BSCからPolygonに簡単に資金を移動する方法を理解しましょう。
⚠️免責事項:この記事に記載されている情報は、金融的なアドバイスを含んでおりません。投資する際は、自ら意志で判断し投資してください。
ブリッジって何?
簡単に言うと、ブリッジとは、BSCのようなあるネットワーク上にあるあなたの暗号通貨を、Polygonのような別のネットワークに「転送」してくれる仲介業者が提供するサービスのことです。
一見するとそのように見えますが、仕組みは少し異なっています。
実際には、ユーザーがブリッジのサービスを利用しても、元のトークンはネットワークからは出ていきません。裏で起きているのは、仲介者が元々のネットワークAであなたからのトークンAのデポジットを受け入れ、それを保管します。次に仲介者は、ネットワークBの自分の資金を使って、指定されたネットワークB上の宛先アドレスにネットワークAで預かったトークンAと同価値のトークンBを送ります! この際、手数料が少し発生します。
なんでブリッジが必要なの?
もしかしたら「ブリッジなんて手数料取られるからいらないよ、BSCウォレットアドレスからポリゴンウォレットアドレスにBNBを自分で送ればいいんでしょ?」と思われるかもしれません。しかし、それは絶対にやめてください。これをやると、あなたの資金が失われ、二度と取り戻せなくなる可能性が大きいです😱!
暗号通貨は、異なるネットワークを介して送信することができません。各トークンは独自の基準(トークンプロトコルと呼ばれる)に従っており、それはそのネイティブブロックチェーンによってのみ解釈されます。例えば、BSCの場合、トークンプロトコルはBEP20、イーサリアムの場合はERC20、Polygonの場合はST-20となっています。簡単に言うと、BEP20 トークンを ERC20 のアドレスに送ろうとすると、人生ゲームのお金を本物の銀行の ATM 機械に入金するようなものです。機械があなたの入金を拒否してくれればいいですが、中に入っていってしまい、二度と取り戻せなくなる可能性すらあります。
⚠️警告:Bridgeサービスを使用せずに、あるネットワーク上のアドレスから別のネットワーク上のアドレスにトークンを送信しようとしないでください!⚠️
どのブリッジを使えばいいの?
最近では、異なるネットワーク間での資金(トークン)の移動をサポートするブリッジサービスが数多くあります。ブリッジサービスを選ぶ際には、以下の点を十分確認/吟味してください。
- 転送したいトークンに対応しているか🤔?
- 迅速な対応をしてくれるか?誰でも待つのは嫌です😤
- そのブリッジは他の人も使っているか?自分だけが使っているサービスではないと思うと、少しは安心できますね😌!
- 料金や手数料はかかりますか?少しでも資金を節約できたら嬉しいですよね💰…。
- 資金を何らかの不具合で受け取れなかった場合、サービス運営者に連絡して資金を回収する方法はありますか?
- そのブリッジサービスは信頼できますか?🤝
⚠️免責事項:ブリッジサービスの利用する際には、個人的に信頼できるサービスのみを利用してください。あなたの資金に対して責任を負うのは、サービス提供者とあなた自身です。自己責任でお願いします⚠
BSC からPolygonへブリッジする方法とは?
上記の情報をすべてお読みになり、ブリッジを使用する準備が既にできていることと思います。今回は、ApeSwapが提供しているMultichain.xyzを使って、BSCからPolygonにApeSwapのNative tokenである$BANANA 🍌を送金してみましょう。なお、私たちはこのブリッジを使うことを推奨しているわけではありません。以下の情報は、ブリッジの説明として提供されているものであり、経済的なアドバイスは含まれていません。
それでは、 Multichain.xyzにアクセスしてみましょう。
上記のLinkをクリックしてください。そしたら、下図写真と同じものが表示されるはずです。
情報アイコン(i)にカーソルを合わせると、ブリッジ可能な最小・最大金額や手数料などの便利な情報が表示されます。
それでは、送るための$BANANA🍌をApeSwapの取引所で買ってみましょう!
🧐注:今回の説明ではMetaMaskを例に挙げて説明しています。BSCとPolygonの両方のネットワークで同じウォレットアドレスを使用できる素晴らしいウォレットです!🧐。
今回の例では、Binance Smart Chainに接続されたMetaMaskウォレットにUSDTがあります。みなさんの場合は、ポリゴンに資金をブリッジするための勉強として、自分が手放してもいいと思うトークンを何でもいいので$BANANAにスワップしてください。
取引所が提供する情報(Price impactなど)を確認して、フェアな取引ができているかどうかは常に確認してくださいね。
※特に、大量の $BANANA 🍌 をブリッジする場合は注意が必要です。先に進み、$BANANA 🍌と交換するトークンを承認してください。
次のStepに行く前に、このトークン($BANANA)が価格が固定された資産でないということを念頭に置いてください。 このトークンを購入してブリッジしている間に価値が変動してしまう可能性があることを理解しておいてください。そうは言っても — $BANANA 🍌は今年の2021年7月には比較的安定しています(Coingeckoのチャートを参照)。もし、ポリゴンにブリッジされた後、すぐに売却しようと思っていたら、わずかな差で済むはずです。
以上のことを理解した上で、”Swap “ボタンを押して取引を確定してください。
さて、これで$BANANA🍌を入手することができました。それでは、Multichain.xyzに戻りましょう。
Multichain.xyzに戻ったら、“Connect Wallet “をクリックします。そして、BSCからポリゴンへのブリッジに必要な$BANANAの数を入力します。
※BSC -> Polygonへのブリッジの際は、BSC Nertworkに接続してください。
ちょっとここで立ち止まって考えてみてください。この資金はいったいどこに送られるんでしょうか?今回の場合、Multichain.xyz は、あなたが現在 BSC でサイトにアクセスする際に使用しているアドレスのポリゴンネットワーク上のアドレス(MetaMaskの場合ネットワーク間で同じアドレスが使用される)に資金を転送するだけです。
The $MATIC Faucet(MATICの無料提供サービス)
ちょっと待ってください! まだ “転送 “ボタンを押してはいけません! あなたのウォレットには$MATICが入っていない可能性があります! ポリゴンネットワークでは、$MATICは取引手数料(Transaction fee)の支払いに使用されます。BSCではBNBを、EthereumではETHを使用するのと同様です。もしあなたが$BANANAをPolygonウォレットにブリッジしても、$MATICがなければ何もできません😨。
しかし幸いなことに、Polygonネットワークでの取引は非常に安価であるため、わずかな量の$MATICを完全に無料で提供してくれる素晴らしいサービスが存在します🤩! このようなサービスはFaucet(蛇口)と呼ばれています。私たちは、DeFiを誰もが利用できるようにすることを目指しているので、ここPolyCrystalにもFaucetサービスがあります。私たちのFaucetの詳細については、このMediumの記事をご覧ください。
ポリゴンウォレットに無料の$MATICを受け取りたい場合は、MetaMaskのネットワークをでMaticメインネットに切り替える必要があります。
次に、お持ちのウォレットをサイトに接続します。まず ”Unlock Wallet”ボタンをクリックしてください。そうすると、ボタンが変わり、”Use our MATIC Faucet”を押すことができるようになります。先に進み、無料の$MATIC🤑を手に入れてください。
1分もしないうちに、あなたのMetaMaskアドレスに$MATICが届くはずです。これ、結構ユーザーフレンドリーですよね!今回のケースでは、0.0005 $MATICを得たようです。これは、後で$BANANA🍌を売ったり、別のアドレスに移動させたりするのに十分すぎる量です!
さて、先ほどまで行っていた内容に戻ります、、、
そう、ブリッジに関してです!
BSCからPolygonへブリッジする方法とは? (続き)
上の写真のように、MetaMaskを開くと矢印のところにあなたの利用中のウォレットアドレスが表示されてると思います。ポリゴンネットワークにMetaMaskウォレットを設定するという以前の記事をご覧になった方は、すでにこのインターフェースに慣れているはずです。BSCの$BANANA🍌をポリゴンにブリッジすると、ポリゴンネットワーク上のウォレット(ネットワークは違うが、転送する前の$BANANAが存在したBSCウォレットのアドレスと同じアドレス)に転送されます。
上記の内容を理解した上で、”Transfer “ボタンを押してください。その後、TransactionをApproveし、BSCからポリゴンに資金が届くのを待つだけです。
ブリッジのプロセスが進行中であることをサイトが教えてくれます。
見える化されてると安心ですね。
これで完了です!わずか1分で完了しました。(長い時は12時間とか平気でかかりますが。。。)
それでは、”Transfer transaction successful “の文字をクリックして、$BANANA🍌がポリゴンに届いたことを確認しましょう。
MetaMaskと同じアドレスに$BANANA🍌が送られていることが確認できました。先に進み、$BANANA 🍌トークンのリンクをクリックしてみましょう(上の画像では緑の矢印で示されています)。
後でウォレットに追加できるように、$BANANA 🍌トークンのアドレスをコピーしておきましょう。最後に、Maticメインネットに切り替えて、$BANANA 🍌トークンアドレスを追加して、ウォレットで確認できるようにしましょう! 今後楽になります!
上の画像のドロップダウンは、ネットワークを切り替えるところです。繰り返しになりますが、以前の記事を読んだことがある方は、すでにこのことをご存知だとは思いますが、念のため😉
“Add Token”ボタンを押して、先ほどコピーした$BANANA 🍌トークンのContract addressを貼り付けましょう
これで、ウォレットの中で$BANANAの存在が確認できるようになりました!
BSCから送った$BANANA🍌は、ポリゴンネットワーク上のあなたのウォレットに届きました。もし必要であれば、ApeSwapでUSDCのような安定したコインに交換することもできます。この場合、トークンはBSCではなくPolygonネットワーク上に存在するため、必ずPolygonネットワークに切り替えてください。もちろん、$CRYSTL 💎 を手に入れることもできます。選択肢はあなた次第、可能性は無限大です😁!
Here is the link to swap $BANANA to $CRYSTL for your convenience. Don’t forget to also use some of those funds to get yourself some more $MATIC — you wouldn’t want to run out of funds to pay for transactions 😁 and rely on faucets forever.
ここに$BANANAを$CRYSTLに交換するためのリンクを張っておきますので、参考にしてください。今回移した資金を使って、さらに$MATICを手に入れることもお忘れなく!取引のための資金が足りなくなって、いつまでもFaucet(蛇口)に頼っていてはいけませんからね😁
今後の展開について
この記事をご覧になった方は、これまでの道のりを振り返ってみてください。BSC からポリゴンへのブリッジングが可能になり、ポリゴンのウォレットの中には $BANANA 🍌 や $CRYSTL 💎 が入っている方もいるかもしれません。無料で$MATICを手に入れる方法も学びましたので、Gas代に困ることもありません!
次回は、PolyCrystal.Finance教育シリーズとして、隔週で以下のような内容の記事を公開します。
- PolyCrystal.Financeの概要と理解
- DeFiユーザーのための必須ツール
- DeFiのセキュリティ
- リスクに関してどう考えるかと、リスク管理に関して
その後もまだまだ続きますので、お楽しみに!!
この記事の英語原文はLightさんによって書かれています。
何か質問あれば、彼に連絡してみてください!
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