GovernanceのまとめとCrystl Financeの次なる進化💎

15 min readDec 9, 2021

準備はいいですか!? $CRYSTL clear future がやって来ます…

#CrystalCrew! Crystl Financeを代表して、$CRYSTL Governanceに参加してくださった皆さんに感謝いたします! Proposal #1-#4の投票が完了したことで、我々のビジネスモデルをイールドファーミングから、持続可能な収益を$CRYSTLホルダーに生み出すことができるプレミアVaultプラットフォームへと移行する旅の重要なマイルストーンとなりました。

Crystl Financeにとって、エキサイティングな時代がすぐそこまで来ています！以下のセクションにまとめられた各Proposalを進めることで、$CRYSTLホルダーの皆さんには、ご自身にとっても、またCrystl Financeの将来のためにも、多くの価値ある利益を期待していただけます。

提案とその結果のまとめ

Proposal #1 — Vaultsの収益配当の導入
Option A (99.18% | 1.62M $CRYSTL):
Vaultのパフォーマンスフィーの一部を収益配当に充てる。
Proposal #2 — Vaultsの収益配当方法の選択
Option A (88.66% | 1.2M $CRYSTL):
Stake $CRYSTL-(GAS TOKEN) LP → Earn (GAS TOKEN)
Proposal #3 — $CRYSTLの残りのEmissionをCronosに移す
Option A (92.36% | 1.57M $CRYSTL):
すべての$CRYSTLの排出量はCronosネットワークに移動されます
Proposal #4 — $CRYSTLの最大供給量を12.5Mに設定する
Option A (96.18% | 1.77M $CRYSTL):
CRYSTLの供給量が12.5M $CRYSTLに達すると、すべてのEmisionが終了し、$CRYSTLにハードキャップが設定されます。

現在の流通量が〜10.1Mなので、流通している全$CRYSTLの20%近くが$CRYSTL Governanceの投票に使われました! これは特筆すべき素晴らしい結果であり、分散型のプロジェクトとしての成功を目指す#CrystalCrewの皆さんの野心が一致していることを示しています。

Given the results from the 4 proposals, Crystl Finance is now put in a fa4つのProposalの結果を受け、Crystl Financeは次の進化をするのに最適な状況に置かれています。Crystl Financeを次のレベルに引き上げるのが待ち遠しいですね！！

Vaultの収益配当 (Mining Guild)

今後、Vaultのパフォーマンスフィーの一部は、流動性提供者への収益配当に使用されます。Cronosでは、”Mining Guild”と呼ばれる全く新しい機能が始まります。ユーザーは$CRYSTL-$CROを預けて、CronosのVaultに蓄積されたパフォーマンスフィーの一部で提供される$CROを獲得することができます。さらに、$CRYSTL-$CROを最大化するため、報酬の$CROを自動複利運用したい方のために、Vaultを提供する予定です。収益配当の開始は2022年1月を予定していますが、正確な時期は数週間後にお知らせします。それでは、Vaultの収益配当が実施されることで得られるメリットをご紹介します。

パッシブインカム: $CRYSTLホルダーは、プロジェクトの開始以来初めて、新しいトークンの生成や新しいパートナーシッププールを待つことなく、パッシブインカムを得ることができるようになります。$CRYSTL-$CRO LPを預けて$CROを得ることで、ユーザーは当社のVaultsと同じくらい有益な収入獲得手段を得ることができます。Cronosのエコシステムが成長し続けるにつれ、Vaultの収益は増加し続け、流動性提供者に信頼性のある収入源を提供することができます。

$CRYSTL-$CROの流動性のドル換算での価値と毎月の配当収入に基づくAPR予測

上の図は、いくつかの$CRYSTL-$CROのTVLのマイルストーンと毎月の配当金の見積もりに対するAPRの予測を表しています。例えば、Vaultのパフォーマンス・フィーから、“Mining Guild”に預けられた $100,000分の $CRYSTL-$CROに$50,000の収益配当を支払うことになるとしたら、これは実質的に600%というとんでもないAPRになります! Vaultの複利を考慮すれば、約40,000%のAPYとなります🤩

ビジネスモデルの成熟: ご存知の通り、これまでCrystl Financeが採用していたビジネスモデルは、Minesで配られる$CRYSTLトークンの生成による流動性提供者へのインセンティブに大きく依存していました。このビジネスモデルを維持することは困難でした。実際、私たちのビジネス開発チームは、プールに資金を供給するためのパートナーシップの確立に専念しなければなりませんでした。今回、Vaultの収益配当によって、このアプローチから脱却し、より分散化された収益モデルへと変化するチャンスがようやく訪れました。Crystl Financeがパートナーシッププールに依存することなく、$CRYSTLホルダーに持続的な収益をもたらすことができるようになったことは、我々のプロジェクトの成熟度が高まっていることを物語っています。この価値を過小評価してはいけません。私たちはDeFiに参加しており、分散化と自律に向けて踏み出すすべてのステップは、すべての$CRYSTLホルダーにとって大きな勝利となります。

Pool APRの向上: $CRYSTL-$CROの流動性を提供する$CRYSTLホルダーの数が増え続けることで、Poolsに預けられる$CRYSTLが減るという副次的効果があります。Poolsへ$CRYSTLが預けられている金額が減れば、より多くの報酬を得ることができ、APRの増加につながります。

Deeper Liquidity: 高い流動性は有益であるだけでなく、$CRYSTLの価格を高値で安定して保つために必要です。流動性の低さは、リスク、ボラティリティ、低価格をもたらすだけです。流動性提供者に収益配当のインセンティブを与えることで、自然な価格上昇、Slippageの減少に適した条件が整います。さらに、Slippageの低減は、これまでポジションを持ちたくなかった大口の買い手を引き付ける可能性があります。

PolygonでのEmissionの停止

コミュニティがクロノスへのEmissionの移行に賛成したことを受けて、ポリゴン上で報酬として$CRYSTLを配布しているすべてのMinesとPoolsを廃止します。このプロセスは2022年1月までに完了し、CronosでVaultsの収益配当が実施されるのと同時期に行われます。このプロセスに時間がかかる理由は、Polygonですでに確立している既存のパートナーシップを尊重しているからです。また、タイムラインをシンプルにし、PolygonでのEmissionの停止と同時に収益配当を実施したいと考えています。

ApeSwap Farm & Vault!

Polygonで$CRYSTLの流動性を確保するために、上記に加え、ApeSwapで$CRYSTL-$MATIC → $BANANA & $CRYSTLを獲得するFarmを復活させます。また、$CRYSTL-$MATICのLPをより多く獲得するため、これらの報酬を自動的に合成するVaultも復活させる予定です。

Crystl Financeの次なる進化

$CRYSTLの最大供給量が12.5Mとなり、$CRYSTLはもはやインフレーショントークンの枠組みには属しません。限られた資源であるため、1 $CRYSTLがCrystl Financeの適切なシェアとなります。このことから、私たちの今後の主な目標の1つは、すべての$CRYSTLホルダーが自分の$CRYSTLが希少で価値があり、受動的収入を得るための最先端の手段であると感じられるようにすることです。そのために、私たちのプロジェクトを長寿命化させるための基本となる、いくつかの新しいコンセプトをご紹介したいと思います。

Vaults V3

DeFiのような競争の激しい分野では、革新性が競争に打ち勝つための鍵となります。そのため、当社の技術チームは、Auto compounding Vaultsのコンセプトを次のレベルに引き上げるために、たゆまぬ努力を続けています。

ついにCrystl Vaults V3とともに、次のステップへと進む時が来ました。これは、2022年の第1四半期の初めから半ばにかけて市場に投入される予定の主要製品の1つです！

Boosted Vaults

Boosted Vaultsは、Crystl Poolsをさらに進化させたもので、ユーザーは競合他社のプラットフォームで見られる市場のAPYを超えて、自動的に資産を増やすことができます。Boosted Vaultsは、LPトークンの自動複利運用に加えて、Crystl Financeが締結したパートナーシップから調達したパートナー・トークンを追加報酬としてユーザーへ提供します。

現在の問題点: 現在の$CRYSTLを預けて、パートナートークンを獲得するモデル(Pools)は、ユーザーには圧倒的に喜ばれていますが、パートナーの視点からは多くの不満があります。現在のモデルでは、Poolの報酬がパートナーのトークンの流動性に利益をもたらすことを保証できていません。プール報酬の提供によって、パートナートークンの流動性が向上しなかった場合、残念ながら、パートナーがPoolの補充を求めて戻ってくることはありません。最終的に、これはCrystl Financeと、Poolsで獲得できるトークンを求めているユーザーに影響を与えることになります。

解決策: Boosted Vaultsを用いた新しいビジネスモデルによって、ユーザー、パートナー、Crystl Financeの3者間の利益がついに揃うことになります。

ユーザー: お気に入りのプロジェクトで、他のプラットフォームよりも高い利率でパッシブインカムを得たいと考えている。
パートナー: 自社のプラットフォームに興味を持ってもらい、流動性提供者に報酬を与えることで、自社のトークンの流動性を高めたい。
Crystl Finance: $CRYSTL保有者に対するVaultの収益配当を最大化したいと考えている。

Boosted Vaultsは、パートナーのトークンの流動性を最大化することにすでに関心を持ってVaultsを利用しているユーザー(既にパートナートークンに流動性を提供し、Vaultsを利用しているユーザー)にインセンティブを与えることができるため、パートナーにとっては現在のプールモデルよりもはるかに理にかなっています。この新しいビジネスモデルにより、Crystl Financeはこれまで以上に迅速にパートナーシップを構築することができるようになると期待しています。これにより、ユーザーには平均以上のAPYで多くの選択肢を提供することができ、また、パートナーとの関係が長くなることにより、パートナーによるトークンの補充が増えることになります。この新しいモデルの持続可能性と低メンテナンス性(パートナーの補充を促すために多くの労力を必要としないということ)は、TVLの増加、Vaultパフォーマンスフィーからの収益の増加につながり、最終的には、Vaultからの収益配当の増加による$CRYSTLの需要の増加が、$CRYSTLの価格上昇に反映されます。

Zap

Crystl Zapは、我々のVaultの使用を開始する最も簡単な方法をユーザーに提供することで、当社の有利なVaultサービスの使いやすさを拡大することを目的としています。

現状の問題点: LPトークンの作成は、トークンの売買、コントラクトの承認、流動性の追加、ステーキングなどの複数のステップをユーザーが行う必要があり、面倒なプロセスです。これは、特にDeFiに慣れていないユーザーにとっては不安であり、我々のVaultへの資本流入を妨げる障壁となっています。

解決策: Zapは、ユーザーがウォレット内の任意のトークンを簡単にLPに変換し、希望するVaultにステークすることを可能にし、先に述べた障壁を効果的に解決します。

Zapを導入することで、LPトークンの生成に慣れていないユーザーからなる全く新しい市場の一部を開拓することを期待しています。この市場の一部を獲得することで、新しいユーザーを迎え入れることができ、TVLとコミュニティの成長につながります。Crypto.comがCronosにもたらした新規ユーザーの数が非常に多いことから、この機能は、当社のプラットフォームに新鮮な資本を導入するのに特に効果的であると期待しています。

高度な自動複利運用と報酬の最大化

Vault V3では、Crystl Finance独自の高度な自動複利運用の方法と報酬の最大化の方法を実装できるようになります。これにより、他では手に入らないVaultをパートナーに提供するという新しいビジネス展開が可能になるだけでなく、ユーザーがCrystl Financeを利用して資本を増強するための様々な選択肢が増えることになります。これらの高度な方法についての具体的な情報は、V3のリリース日に近い時期にお伝えしたいと思います。

CRYSTL 2.0の導入

Crystl Financeの将来性を確保し、持続的かつ永続的に増加する流動性を保証するために、来週中に別のProposal（#5）をコミュニティに提出したいと考えています。残りの$CRYSTLの排出量をCronosに移すことで、我々はCrystl FinanceをDeFi 2.0の革命的なパラダイムシフトであるProtocol Owned Liquidity(=POL)に導きたいと思います。

POLモデルでは、残りのすべての$CRYSTL Emissionは、Olympus DAOのフォークで構成されるボンディングシステムを通じて、投資家から$CRYSTL-$CRO LPを購入することに使用されます。このシステムでは、投資家は$CRYSTL-$CRO LPを市場価格よりも低い価格の$CRYSTと交換することで、$CRYSTLを割引価格で購入することができます。このようにしてCrystl Financeが入手した$CRYSTL-$CRO LPは、DAOのTreasuryでCronosに永久にロックされ、購入可能性や価格のSlippageを抑える目的で、最低限の流動性を保証する役割を果たします。さらに、これによりCrystl Financeは、最終的に、当社のプラットフォームの健全性と$CRYSTLトークンの安定性と価格上昇のために役立つPOLの旅に出ることになります。

近日中に別の記事を公開し、プロトコル所有の流動性（POL）の概念、$CRYSTL Governance #5、POLモデルを追求することが長期的に$CRYSTL保有者の利益を最大化するための最良の手段である理由について深く掘り下げていく予定です。

今回の要点まとめ

$CRYSTL-$CROを預けて $CROを獲得することのできるVaultsの収益配当は2022年 1月に実装されます。
Polygon上の$CRYSTL emissionの廃止は、収益配当の開始のタイミングと同時期に行われます。 (2022年 1月)
今回の$CRYSTL Governanceで可決された内容は、Crystl Financeのビジネスモデルがイールドファーミングに基づいたものからVaultsの収益配当に基づいたものへと移行することを意味しています。
$CRYSTL-$MATICを預けて $BANANA + $CRYSTLを獲得できる farmはPolygonのApeSwap上に2022年 1月に復活します。
ApeSwap farmをベースにした$CRYSTL-$MATIC VAultsも戻ってきます
Crystl Vaults V3は2022年のQ1の上旬から中旬にかけてリリースされます。このリリースには、 Boosted Vaults, Advanced Vault Strategies, Zapを含みます。
Crystl FinanceはDeFi 2.0とPOL（Protocol Owned Liquidity）をベースに、$CRYSTLを2.0に進化させるための新しいProposal#5を数日中に発表します。
DeFi 2.0とPOLをより深く掘り下げた記事と、ガバナンスに関する提案を近日中に発表する予定です。