🚀PolygonからCronosへのブリッジングガイド🚀
この記事では、PolygonからCronosネットワークにトークンをブリッジする方法をご紹介します!
目次
- MATICをPolygonからCronosにブリッジする方法
- MetaMaskへCronos Networkを追加する方法
- ブリッジしたMATICはどこにあるの?
- 次のステップは?$CROを購入しましょう!
- どのくらいの$CROが必要か?
1. MATICをPolygonからCronosにブリッジする方法
relaychain.comのクロスチェーンブリッジを利用して、Cronosネットワークに資金を投入する方法をご紹介します。Relay Bridgeは、cronos.crystl.financeのナビゲーションバーにある”Bridge”から簡単にアクセスできます。
MetaMaskなどのDeFiネットワーク互換性のあるウォレットをすでにお持ちの場合は、先にRelay Transferにアクセスしてください。
そして、”Connect Walletボタンを押して、MetaMaskを選択します。
接続が完了すると、Polygonネットワークに接続されていることが確認できます。もし、間違ったネットワークにいる場合は、必ずPolygonに切り替えてください。今回は、PolygonからCronosに資金を送ります😉
次に、ドロップダウンメニューの”Select a chain”を押します
リストを下にスクロールすると”Cronos”があるので、それを選択します!
そして、”Select a token”を押してください。
ここでは、PolygonからCronosにブリッジするトークンを選択します。
今回の例では、”MATIC”をブリッジすることにします。
しかし、MATICが検出されないことがあります。
これはなぜでしょうか?
ここで問題となるのは、ブリッジが探しているのはガス代の支払いに使われる標準的な”MATIC”ではなくスマートコントラクトに対応している”WMATIC”であるということです。しかし、Crystl Financeでは、”MATIC”を”WMATIC”に非常に簡単にSwapできるので、それほど問題ではありません。Crystl Exchangeに移動して、”MATIC”を”WMATIC”にSwapしてください。”Unlock Wallet”ボタンを押すだけで接続できます
More standard stuff, connect your “MetaMask” wallet.
いつも通り、”MetaMask”を選択します。
あとは、”Cronos”へブリッジする予定の”MATIC”の枚数を入力して”Wrap”を押すだけです!
※場合によっては、取引所が自分のWalletにアクセスすることを承認してから、取引を確定する必要があるかもしれません。
Relayのページに戻ると、”WMATIC”が検出されています。
ブリッジしたい”WMATIC”の量を入力して、”Transfer”をクリックします。
初めてブリッジを行う場合 次のダイアログで “Approve Transfer “をクリックします。
承認が完了するまで、1〜2分ほど待つ必要があります。もしインターフェースが動かないようであれば、ページを更新して、これまでの手順を再度行ってください。
一度承認すると、同じトークンをブリッジする際には“①Approve Transfer”を押す必要がなくなります。代わりに”②Start Transfer”のダイアログとボタンが表示されますので、これを押してください。最後のステップ③では、あなたの資金がCronosネットワーク上に届けられるのを待つだけです。これで、ブリッジは完了になります。
リレーブリッジの素晴らしいところは、ブリッジ先での最初の取引の支払いに必要な分のガストークン(今回の場合は$CRO)を供給してくれるところにあります(宛先アドレスに該当トークンがない場合)。
RelayはあなたのMATICを”Cronos”へ送り、少量の$CROも提供してくれます。すばらしいですね😎
2. MetaMaskへCronos Networkを追加する方法
Relayでは、Cronos用のMetaMaskを驚くほど簡単に設定できます。サイトに接続されていることを確認し、右上のネットワークドロップダウンメニューをクリックします。
スクロールダウンして、”Cronos”を選択します。
すると、現在MetaMaskのネットワーク設定にCronosのネットワークが追加されていない場合、MetaMaskのダイアログが表示され、”Cronos”ネットワークを簡単に追加することができます。
”Approve”ボタンを押して、ネットワーク設定を受け入れましょう。
この方法ではない方法で追加したい場合は、MetaMask for Cronosを設定する公式の手順を参照してください。
これで、Cronosネットワーク上で$CROの残高を確認することができます! なお、Cronosを始めるのに役立つ$CROがRelayから送られてきています、素晴らしいですね😉
Cronosメインネットで何かをする前に、取引の支払いのために$CROをもう少し購入する必要があるので、注意してください。ブリッジしてきた”MATIC”(すでにWalletに入っているはず)を利用するためのガスがなくて困ったことにならないようにしましょう。
3. ブリッジしたMATICはどこにあるの?
ブリッジングというのは不安なプロセスです。Cronosのネットワーク上で資金を見つけるのは簡単です。CronosはEVMと互換性のあるチェーンなので、Cronosチェーン上でもブリッジでのやり取りに使用したのと全く同じウォレットアドレスに”MATIC”が届きます。
まだMetaMaskをCronosネットワークに接続するように設定していない場合は、こちらの公式ガイドに従って設定するか、前述のRelayの便利な機能を使って設定してください。MetaMaskでCronosネットワークに切り替えて、実際にWalletに$CROがあることを確認してみてください。これもすべてRelayの最高のサービスのおかげですね😉
MetaMaskの設定が完了したら、先にCronos上のMATICトークンアドレスをインポートしたいと思います。MetaMaskダイアログを開き、下部の “Import tokens “をクリックします。
ここで、MATICトークンアドレスを “Token Contract Address “フィールドに入力してください。
MATICトークンアドレス:
0xad79AC3c5a5c15C6B9194F5568e451b3fc3C2B40
その後、”Add Custom Token”を押します。
※MATICトークンアドレスのソースはこちらです。
これで、MATICがあなたのウォレットに表示されました。
おめでとうございます!
なお、Relay bridgeを利用する際に発生する手数料があるため、金額が若干異なる場合があります。
4. 次のステップは?$CROを購入しましょう!
前述したように、ガス欠にならないように$CROトークンをもう少し購入しておくべきです。もしガス欠になってしまったら、$CROのFaucetサービス(無料で少額の$CROをくれるサービス)を探したり、より多くの資金をブリッジしたりしなければならなくなります。
私たちがお勧めすることができる取引所はCrodexです。
ここでは、$CROのために$MATICを売るためのリンクがあらかじめ用意されています。
先述のリンクからCrodexにアクセスすると、次のような警告が表示されることがあります。これは”MATIC”を事前に登録しているためにでる警告なので、問題ありません。
”Continue”をクリックします。
しかし、念のためトークンの公式コントラクトアドレスは必ず自分で探して確認するなど、細心の注意を払うようにしましょう。ワンミスで大変なことが起きるのがDeFiの世界です。
参考:CronosのMATICアドレス(0xad79AC3c5a5c15C6B9194F5568e451b3fc3C2B40 )
これまでのプロセスを経て”PolygonからCronosへのトークンブリッジ”から”Cronos上で受け取ったトークンを$CROにSwapする”という標準的なプロセスに慣れて、今後はスムーズにこのプロセスを行えるようになっていることを願います😊
CrodexでのMATICからCROへの交換例
5. どのくらいの$CROが必要か?
この文書を書いている2021年11月の時点で、Crodexでの$MATICの承認には約0.24531$CROかかりました。なお、ネットワークの利用状況や混雑状況、平均ガス価格などによって将来的に変化する可能性がありますがご参考までに。
この情報は、あくまでもCronosネットワークで予想されるガス代の目安としてお使いください。DEXでのトークンのSwapやブリッジなど、標準的な取引ができない状況にならないように、快適な量のガストークンを用意しておくことをオススメします。まずは最低でも10$CRO用意することをオススメします!